ADD+ASD娘のQ美、少し前から「めまいがする」と言っていました。
地震でないのに「なんか揺れていない?」とテーブルにしがみついたりします。
今までは登校前は元気がなくても夜はおしゃべりだったのですが、このところあまりしゃべらないし笑顔も少なかった
勉強もほとんどしなくなっていました。
とうとう「私ね、なんだかへんなの。前のウツの時と同じかも」と言い出しました。
やっぱり😨
夫が脅しても(もちろんその都度、止めてます。)
ソファに横たわって起き上がれない日が増えていました。
当分学校を休ませることにしました。
案外夫はすんなり受け入れました。
ウツ症状が悪化した原因ははっきりしません。
「クラスの子達が人の悪口を言うのが聞こえて来て辛い」と言いました。
でもそれはおそらく、決定的な理由ではないと思います。
発達障害の本をたくさん執筆されている、医師の本田秀夫先生の講演動画を視聴しました。
とても為になりますので、お時間のある方見てみて下さい✨
本田先生の本をおすすめされて何冊か読んでいました。
発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち (SB新書) [ 本田 秀夫 ] 価格:880円 |
発達障害の人の感じ方、考え方を本当によく理解されています。
だからこそ、親や学校の先生には厳しい内容になっています。
長いのでお忙しい方は43分経過したぐらいから視聴して下さい。
ここからとても濃い内容になってます
自分の頭の中に叩き込みたいところを書きます。
ADHDは次のことを目標にする。
- 「コツコツ」よりも「一発勝負」
- 「前もって」よりも「ぎりぎりセーフ」
ADHDは
「普段はだらしなくて、ここぞという時だけ力を発揮する」ということしかできない。
普段からしっかりさせようとすると、肝心な時も失敗してしまう。
ASDに必要な支援
- 今少し教えれば伸びそうな領域のみを教える
- 伸びそうにない分野は後回し
- 平均的な子どもと同じ時期に身に付ける必要はない
集団の中で息をしているだけでも過剰適応している
それ以上がんばらせると二次障害になる。
↑
はい、そのせいでQ美は二次障害になりました(-_-;)
本田先生の講演を聞いていたら、防げたのに。
この時の担任の指導が明らかに過剰訓練型の指導でした。
毎日誰か、またはクラス全体を叱ることが日課の担任でした。
本田先生がおっしゃるとおり「自分の憂さ晴らしのために」叱っていたのだと思います。
小学生ならまだ反論して来ないのが分かっているので、格好のストレス発散先なのでしょう。
体育大出身だから、本人は正しいことをしているとも思っているかもしれません。
校長先生や副校長先生も「良かれと思ってやっている。うまくいっている子もいる」と庇いました。
虐待をしている人は「自分は正しいことをしている」と思っていることが多いのです。
だとしたら本人は気づけないので、それを止められる立場の人が、止めないのは同罪です。
こんな先生をノサバラせていたら、日本は滅びる!
今でも別の学校で教師を続けていると思うと、追っかけて行って止めさせたいくらい(しつこい?)
また、動画の中の次の主張も嬉しかったです。
「十把ひとからげ」の宿題は誰の役も立たない
小中学校で一律に全員同じ宿題出すのはアホのやること
(本田先生、よく言ってくれました!)
実は小学3年生のO太の宿題に手を焼いています。
- やりたくない(簡単すぎる、ノートにいちいち写すのが面倒)
- でもやらないのは嫌(先生にしかられるから。クラスメートになんか言われるから。)
忘れたまま朝になると、パニックになります。
「宿題なくして下さい」
毎年O太の担任に、訴えてるんですよ。
学年が上がるほど、学力と合わなくなって行きます。
でも「それはちょっと、、、」と濁されます。
これでは、先生のために宿題やってるのも同然。
Q美の中学校も宿題が出ますが、私立のためか簡単でも難しすぎでもないのはいいです。
しかし一般の集団の中で学ぶ学校という場所が、エネルギーを消耗させるようです。
我が子達の場合は、家で勉強したほうが疲れないので学力がつくのではないかと思います。
でも家にずっといても家族以外の支援者が見つからないし、社会性は育たない。
どこか良い環境はないかしら。
その前に、ゆっくり休んでウツを治さなくちゃね。
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by Sacchin-behappy
| 2021-06-09 15:55
| 娘のこと
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