2021年 04月 13日
クラス替えしても学校へは行きたくない
新学期が始まりました。
Q美の中学校でもクラス替えがあったので、「去年はクラスでボッチだったけど、今度は友達ができるかな?」
と期待していました。
ところが、それどころではなかったのです。
昨日も帰って来たときは元気だったのですが、夕飯時になると表情が暗くなりました。
「学校やだな...」とため息。
教室や廊下のワチャワチャした感じが、とても疲れるのだそうです。
教室の位置が変わったり、クラスメートや各教科の先生が変わるだけでもQ美にとっては対応するのが大変なようです。
「部活があるじゃない!」となぐさめたのですが、
「部活は楽しいし出たいけど、その前に学校にいるだけで疲れてしまう。
部活までなんて、とても心身が持ちそうにない。」といいます。
学校にいるときは「どうでもいいや」という状態になっているとのこと。
主治医に「忘れ物や無くし物が多いのは、やぶれかぶれになっているのでは?」と言われたのですが、まさにそんな感じだそうです。
エネルギーが足りない、やる気がない状態で学校で過ごしても、ろくなことがないことは想像がつきます。
「友達をつくる」どころじゃない。
予想通り、今日は学校へ行けませんでした。
担任は去年と同じ先生。
理解していただけているので、連絡がスムーズでした。
連絡が終わったらホっとしたのか、また話してくれました。
「私は個性の範囲に入らないくらい、他の子と違う」
「個性に範囲なんてないんだよ。」
「人と違うことは、社会に出てからすごい強みになるよ。」
となぐさめました。
でもまだQ美は13歳。
「社会に出てから」なんて言われても、はるか先に感じるでしょうね。
「Q美はやっぱりアスペルガーだ。自分とは違う人間なんだ。」としみじみ思いました。
「友達ができれば、学校が楽しくなる」なんて、この子には当てはまらない。
既に2つの部活に入っているのに、更に「写真部にも入りたい」と言っているQ美。
いろいろなことに興味ややる気があるのに、学校にいるだけで疲れ果てしまう。
Q美の中学校でも一人一台のタブレットを活用していくことになりました。
ですが、昨日は一度も学校で使わなかったとのこと。
たくさんのプリントやドリルの宿題が出ました。
まだまだICT教育が浸透するのは、時間がかかりそうです。
少人数制の塾では楽しく過ごせていました。
ということは、大人数での一斉教育だから疲れるのだと思います。
どの学校に在籍していても。
自宅で授業を受けたり、勉強できるようになって、それが出席あつかいになればいいのに。
フリースクールとわざわざ分ける必要ないと思う。
最小限、人とのコミュニケーションはさせたいから、部活から登校することが許されるといいな。
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by Sacchin-behappy
| 2021-04-13 11:14
| 娘のこと
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